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READYFOR のエンジニアブログ

この1年のREADYFORエンジニア組織マネジメントの成長

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この記事はREADYFOR Advent Calendar 2020の12日目の記事です。

こんにちは。 READYFOR で Engineering Manager を担当しています、岡村です。

READYFOR に一人目の EM としてジョインし 1 年が経ちました。
そこで READYFOR エンジニアマネジメントの 1 年を振り返ってみました。

スタートアップに興味があるエンジニア、スタートアップの EM はどんなことをしているのかなど少しでも参考になれば嬉しいです。

基本的なEMのタスクは、
採用→育成→評価→リテンション→PR→採用(以下ループ)です。
それらはベースにありつつREADYFORで取り組んだこと感じたことを振り返っています。

入社から VPoE 入社まで(2019/08-12)

入社時点ではチームはブランディングリニューアルを行なっており UI リニューアルチームへ合流し、開発および QA 検証の実施などを担当し、9 月に EM として フロントエンド チームを担当することとなりました。

10 月には VPoE の伊藤さんがジョインされ、すぐに Slack 上で情報がオープンになっていくのを感じました。
また Google Docs で議事録を取る文化がすぐに根付いたのを覚えてます。
特に複数人で議事録を書くのは情報の抜け漏れが減るため良い手段だなと思いました。

この時点で発生していた組織課題としては以下の様なものがありました。

  • 全社 OKR から分解された KR の実行部隊が部分的に存在しない
  • 中期技術戦略が曖昧
  • エンジニア評価軸が曖昧
  • その他、生活関連
    • 全社共通の PC 環境なためモニター支給が無い
    • エンジニアのオンボーディング資料が無い
    • 勉強会参加へのルールなどが曖昧

またこの時期にメルカリさん主催の EM Talk に参加したのですが、
メルカリでの EM タスクを体系的に紹介されておりとても参考になったのを覚えています。
https://mercari.connpass.com/event/153015/

組織体制の変更(2020/01-)

組織体制が全社の KR を持つスクワッド型組織体制になりチーム単位で分割されました。

この体制変更により KPI を持つチームだけでなく中期技術戦略を検討するスクワッドが組成されました。
今後必要なスケールに向けた議論が本格的にできるようになったため大きな一歩(いとひろさんホンマ感謝)を感じました。 f:id:resqnet:20201212011041p:plain

当初はインフラ・アプリケーションを同時に議論されていましたが、検討する中でインフラ基盤とアプリケーション基盤の課題に別けそれぞれの優先順位に対してボトルネックになりえる作業を優先して取り組む形で進めることができたのは良かったです。

アプリケーションとしては React On Rails に依存していた View レイヤーを必要に応じて切り離し開発からデプロイまでをフロントエンドで完結する状態にすべく開発を進めることとなりました。
※現在はNext.js (SSG)で一部ページをリリース済みです。

また支援ページリニューアルに向けたフロントエンド開発も並行してました。

しかしマネジメントレイヤーの慢性的なタスク過多により採用へのコミット量が全体的に減っており採用が滞っていた時期でもあったので今後気をつけたい...

そんなか READYFOR として初のテックイベントのスポンサーとなり、 OOC でランチセッションへ参加(いとひろさんホンマすごい)。
https://ooc.connpass.com/event/129167/

Tech Vision の策定(2020/4-)

エンジニア組織の採用に向けたイベント登壇・エンジニアブログなど発信は重要ですが、同様に READYFOR のエンジニアとはどんな集団なのかを検討しました。

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以前から「非エンジニア/エンジニア」と職種で線引きせず、ビジネスとエンジニアリングが融合する組織づくりに励んできました。 エンジニアリングが組織全体に広がっている状態=「乳化」を目指しています。

そんなエンジニアチームのあり方を会社のビジョンにつなげて言語化し、社内外に伝えていくために言語化を少しづつ進めていきました。

Tech Vision/Value が策定され評価・採用にもしっかり活用できているのはかなり良かったです。

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この時の背景などはこちらの記事にまとまっています。
https://blog.readyfor.jp/n/na49ded47043c

二人目の EM が採用された(2020/8-)

二人目の EM が採用(熊谷さん)されました。 それまで バックエンド/SRE 領域の EM を VPoE(伊藤さん)が兼任していたのですが、権限移譲が大きく進むことになりました。

これがきっかけで特に変わったなと思ったのは、採用への取り組み方やエンジニアのスキルマップ作成など組織軸でのコミット量がかなり増えたように思えます。

またアプリケーション基盤への影響はとても大きく基盤チームで検討、実行できることが大幅に増え、バックエンド メンバーの採用が爆速になったように感じます。

自分ではわからないですが、EM一人がジョインすることで組織が大きく前進することを肌で感じられる良い体験でした。 (熊谷さんがすごいだけかもしれないですが...)

最後に

マネジメント組織が取り組んだことを振り返ってどうだったかを書く機会がなかったので良い機会でした。

特に入社直後は目の前のタスクをこなして行くのに手一杯だったなと思い出しました、今でもそうですが w

コロナ禍でもあり組織を作る上で沢山の課題やMTGしづらい問題など向き合いつつも、少しづつ増えていくメンバーや組成されていく組織に少しづつコミット出来、個人的には多方面に成長を感じられた 1 年でした。

一人採用されるごとに大きく組織が動くそんなフェーズにコミットできているのは幸せなことだなと改めて思えました。

また個人では「SPA化に向けたとりまとめ」「コロナ禍に取り組んだコミュニケーション促進あれこれ」「E2Eテストの導入、BDDを推進した話」など取り組んだ事があるので別の機会にアウトプットしていきたいと思います。

アドベントカレンダー、明日の記事は

期待の新フロントエンドメンバー菅原が担当いたします。お楽しみに!

1月以降Next.jsを利用した開発経験を活かした勉強会を開催したいと思っております!
こちらもよろしくお願いします。