READYFOR Tech Blog

READYFOR のエンジニアブログ

プロダクト開発部×マーケティング部でアイディアソンを実施し乳化した話 READYFOR Emulsion

はじめに

こんにちは、READYFOR PdMの須々田です。 7月から第9期が始まり、支援者の体験向上のためのスクワッドに入りました。支援者の体験向上のため、支援者のペインはどこにあり、何をしたら良い体験に変わるのかという所をデータによって定量的に判断し、機能改善を行っていく。そのためにプロダクト開発部とマーケティング部が連携し支援者領域を担当することになりました。 プロダクト開発部6名とマーケティング部3名、事業企画グループから1名のメンバーで構成されています。このメンバーが一緒のKey Resultsを掲げるのは初めてのため、まずメンバー同士が打ち解け、課題や目標の共通認識を作る必要がありました。 タイミングよく期初ということもあり、どこか雰囲気の良さそうな場所で合宿をしようとなりました! また、今回は居住地や家庭の事情などを考慮しオフライン×オンラインでの開催をしました。 合宿を行った感想、得られたアウトカム、次回開催に向けての改善などを書いていきます。

READYFOR's Emulsion
READYFORにおける乳化

コンテンツ

(1)アイスブレイク
(2)数値のインプット(共通認識を持つため)
(3)課題出し&課題を解決する施策検討
(4)課題整理&優先度決め

ideathon scenery
アイディアソン風景

(1)アイスブレイク

初めてコミュニケーションを取るメンバーも多く居たのでまずは自己紹介からしました。 親しくなるためにプライベート寄りの話をするのが効果的だと思うので、 新しい試みとして過去半年間であった恥ずかしい話をみんなでしました。 こちらの記事を参考に↓ ブレストの効果を高めるには *1 を参考にさせて頂きました。

私は少し高めのホテルの朝食会場で雰囲気に飲まれ緊張し、店員さんが新聞を選ばせてくれたのですが、なぜか英語の新聞をとってしまい全く内容が分からず恥ずかしかったという話をしました。 恥ずかしい話をしてみてメンバーの意外な一面など分かり良かったと思う一方、単純に面白い話を聞けて楽しかったです。

(2)数値のインプット(共通認識を持つため)

最初のコンテンツとして数値インプットを全員で行いました。 施策出しを行う際に今現在の数値を見て課題感を掴んでおくのが大事です。こうすることでみんなで同じ方向を向いて話し合いができます。事前に用意していたFigJjamに分析結果を張っておき、共有をしました。

FigJam image
定量インプット時に使用したFigJam

(3)課題出し&課題を解決する施策出し

数値インプット後に各テーマについての課題出し→カテゴリ分け という作業をします。付箋に思いつく限りの課題を書いていきます。 テーマは例えば、離脱率や訪問数、支援単価などです。 書き出した課題を発表していきカテゴリに分類します。 その後全員でその課題を解決するための施策を考えていきます。 全ての課題の施策をこの場で検討するのは難しいので、より重要度の高いと思う施策の付箋に星やハートのマークのスタンプをつけてもらい、スタンプの多い施策に絞りそこを深掘りました。 結果的にこのくらい課題が出ました。 案が出過ぎて、カテゴライズやマッピングにとても時間がかかりました。(良いことですが!)

Tasks list
皆で出した課題一覧

(4)施策検討&優先度決め

最後に出した施策がどのテーマに属するものなのかをグルーピングし、さらにそこから 実装工数をx軸、効果をy軸にし課題を4象限のどこかに皆で話しながらマッピングしていきます。 後日、効果が高いものでスクワッドで掲げているKey Resultsに一番近いものをプロダクトマネージャーがチケット化し、要件を詰めてからBacklogに入れていくことになります。

Group photo
集合写真
※撮影時のみマスクを外しています

さいごに

丸一日使ってワークショップを行い、とても多くの課題と施策案が出ました。そしてとても疲れました。いい意味で体力をすごく使ったと思います。 プロダクトを良くしようというみなさんの思いが伝わり、期待が広がる内容でした。 また3部署の共通認識もでき、これから3つの部が連携していく姿も想像できるようになりました。集まって頂いたメンバーに感謝です。 四半期か半期後にまた開催したいと思います。その頃には皆の持っている課題がよりクリアになっていると思うので今回よりも解像度の高い話が出るだろうと思いました。 次回は課題を共通認識にした上で特定の指標に効く施策検討をスピーディーに行いたいと思いました。

*1:「恥ずかしい話」を打ち明けよう https://dhbr.diamond.jp/articles/-/5080