初めましての方も、そうでない方も、こんにちは。READYFOR株式会社 経営管理部の境と申します。
READYFOR UpdatesというシリーズではREADYFORがリリースしたり改善を行ったプロダクトについて、「どんなことができるようになったの?」「そもそもどうやって使うの?」「なぜ作ったの?」を書いていきます。
第2弾は10/5にリリースされた、「チラシ募金オプション」について解説します!
1.何ができるのか?
インターネットにアクセスできない方からもチラシ(※)を通じてご支援をいただける手段です。プロジェクト共有の口座番号を記載した専用のチラシを発行し、そちらを支援をご希望の方に配布していただきます。ご支援金はインターネットでの支援と同様にサイト上に反映されます。
※チラシのサンプルはこちら▼
2.どんなプロジェクトに適しているか?
銀行やATM、コンビニなどから直接振り込みを受け付けられるため、これまでインターネットにアクセスできなかったり操作が苦手な方など、より多くの方に広報することが可能となります。 インターネットやクレジットカードをご利用でないご高齢の方々や、現金で直接振り込みたい方なども、クラウドファンディングを通して寄付することができるようになります。そのため、ご高齢の方などから支援を募りたいプロジェクトに適しております。
プロジェクトを準備中の実行者様で利用をご希望の方は、詳細をご案内しますので担当キュレーターまでお知らせください。(ご利用にあたっては一部条件がございます。)
3.おわりに
これまで、支援者による支援データ(支援者の登録情報)と、決済データの紐づけが前提としてシステムがつくられていたので、支援データがない取引を正しく集計・管理する仕組みをゼロベースで構築する必要があったことが一番の難関でした。
広範囲に渡る仕様の検討をエンジニアリング部・経営管理部・ビジネス開発部で連携しながら進め、無事リリースに至りました。READYFORでは組織の中にエンジニアリングが自然に溶け込んでいる状態を「乳化」と呼び大切にしている概念なのですが、それを体現するプロジェクトになったと思います。
弊社のクラウドファンディングにおいて、高齢者やインターネット操作が苦手な方などからも支援ニーズが高いことは、現場と直接接するキュレーターより声が上がっていました。そのため、要件定義、仕様書作成、開発などあわせて数か月ほどかかるプロジェクトでしたが、プロジェクトメンバー全員「この機能は必ず実行者・支援者両方に喜んでもらえる機能になる!」 と、モチベーション高くプロジェクトを進めることができました。是非みなさまご活用ください!
今後もREADYFORで、より多くの方からの応援を支援という形で受け付けられるよう、様々な改善を行っていきたいと思います!引き続きよろしくお願いいたします。
プレスリリース: インターネットを使わず クラウドファンディングプロジェクトへの支援が可能に! READYFORが「チラシ募金オプション」の提供を開始